他の会社、部署と共同でプロジェクトを進めることはよくあるものです。しかし、会社や部署が異なると連絡が取りにくく、相手の進捗具合が把握しづらいもの。足並みが揃っていないと、プロジェクトを成功に導くことは難しいと言えます。
そこでおすすめするのが「業務管理ソフトウェア」。
業務管理ソフトウェアを導入することで、1つのプロジェクトを複数人で管理しやすくなります。ただ、業務管理ソフトウェアと一口に言っても、ちょっと検索するだけで20,30件のサービスがヒットするため、ぴったりな1つに絞り込むのは大変です。
そこで、今回は厳選した業務管理ソフトウェア10位までをランキング形式で、選び方と合わせてご紹介しましょう。
目次
1.業務管理ソフトウェアって?
業務管理ソフトウェアとは、プロジェクトの進行をより効率化するために開発されたソフトウェアのことです。
複数人で1つのプロジェクトを管理するとき、誰が何の作業を担当するのか、役割分担が重要となります。業務管理ソフトウェアでは個々のスケジュールの共有、「ガンチャート(スケジュール表、管理表)」をひとまとめにすることが可能です。
ガンチャートはインターネット環境を通じてどこからでも閲覧、編集ができます。これまで個々が手帳などで管理していたものを共有することにより、組織として足並みを揃えることが。会社運営には欠かせないソフトウェアの1つと言えるでしょう。
2.業務管理ソフトウェアを選ぶポイント!
「業務管理 ソフトウェア」「プロジェクト管理 ツール」などと検索してみてください。関連するサービスはすでに数十件あります。「どれを選べば?」と迷ってしまうはずです。そこで、業務管理ソフトウェアを選ぶポイントを3つにまとめてみました。
導入コストは低いか?
業務管理ソフトウェアを選ぶ1つ目のポイントは「導入コスト」。
業務管理ソフトウェアは無料のものから、1ユーザーごとに月額料金がかかるものまで様々あります。当然、高コストなものほど高性能で多機能です。しかし、不要な機能にコストをかける必要はなく、機能を絞ることでコストを抑えられます。
操作は使いやすいか?
業務管理ソフトウェアを選ぶ2つ目のポイントは「操作性」。
業務管理ソフトウェアは複数人で共有するのが一般的です。パソコン操作に慣れていない社員だと、あまり複雑な設定はできません。「誰でも操作できる」「誰が確認しても進捗を把握できる」ことが業務管理ソフトウェアの必須条件です。
セキュリティは万全か?
業務管理ソフトウェアを選ぶ3つ目のポイントは「セキュリティ」。
業務管理ソフトウェアのほとんどがインターネット環境を利用しています。万が一に情報漏洩でもしたら大問題です。サイバー攻撃が横行する現代において、万全のセキュリティ対策を施してあるソフトウェアのみを選択すべきと言えます。
3.業務管理ソフトウェアのおすすめ10位
業務管理ソフトウェアを選ぶポイントは「導入コスト」「操作性」「セキュリティ」の3つとのことでした。しかし、いざ選ぶとなると、数十あるソフトウェアから1つに絞るのは大変です。そこで、おすすめ10選をランキング形式でご紹介しましょう。
10位:SpreadOffice
(公式サイト参照)
業務データと帳票管理に特化した業務管理ツールです。
プロジェクトごとの進捗具合、見積書や納品書、請求書などの管理に特化した設計なだけに簡単に操作できます。また、ソフトウェア内で作成した見積書や納品書などはエクセルやPDFとして、社判や担当印と一緒に出力でき便利です。
- ライトプラン:月額980円/ユーザー(5ユーザーまで)
- ミドルプラン:月額1,280円/ユーザー
- スタンダードプラン:月額1,980円/ユーザー
9位:Jector
(公式サイト参照)
映像クリエイターやデザイナーなどをターゲットに設計された業務管理ツールです。
映像やデザインにありがちな多種多様な異なるフォーマットに対応し、環境に関わらずデータのやり取りができます。ログイン時には「2段階認証」が採用、ソフトウェア内の情報はすべてクラウド上に保管されるなどセキュリティ面でも安心です。
- 基本プラン:月額3,400円〜/ユーザーごと(ユーザー数、容量によって選択可能)
8位:AppSuite
(公式サイト参照)
クラウド対応グループウェア「desknet’s NEO」上で動作する業務管理ソフトウェアです。
案件管理(業務管理)だけでなく、見積書や商談記録などもアプリライブラリから簡単に選択可能です。また、エクセルなど表計算ソフトで作成された資料の読み込みもでき、過去の情報を現在の管理状況とをひとまとめにできます。
- AppSuite:月額320円/ユーザー
※2018年11月現在、「30日間の無料お試し」を実施中です。
7位:follow(SaaS版)
(公式サイト参照)
NTTコムウェアの提供する、国内生産の業務管理ソフトウェアです。
NTTのデータセンターを使用した国内最高クラスのセキュリティ対策が施され、万が一のサイバー攻撃や自然災害にも高い信頼性があります。国内企業ならではの手厚いサポート体制により、初めての方でもスムーズな導入が可能です。
- 基本料金:月額350円/ユーザー
6位:TimeCrowd
(公式サイト参照)
手帳に記入するように、シンプルに情報管理できる業務管理ソフトウェアです。
チーム(プロジェクト)を作成し、タスクの時間を記録するだけで「データの見える化」をすることが。人気チャットツール「ChatWork」と連携することでチャット上から記録することもでき、個人から企業まで幅広く人気を集めています。
- 個人利用:月額0円/ユーザー
- 通常プラン:月額500円/ユーザー
5位:Taskworld
(公式サイト参照)
シンプルな操作性ながら、豊富な機能を搭載した業務管理ソフトウェアです。
従来のプロジェクト管理に「タイム測定&ログ機能」が搭載され、各タスクに費やした時間を一目で把握できます。また、プロジェクトごとにテンプレート化して管理することもでき、定期的に発生する同一プロジェクトの管理にも便利です。
- プロフェッショナル:月額10.99ドル/ユーザー
- エンタープライズ:カスタム料金
※2018年11月現在、「15日間の無料トライアル」を実施中です。
4位:Brushup
(公式サイト参照)
2017年度の「GOOD DESIGN AWARD」を受賞した業務管理ソフトウェアです。
自由度の高い設計が採用され、共有した資料に対して手書きのコメントをリアルタイムで入れることができます。読売新聞やGREE、@niftyやBUSHIROADなど日本を代表する有名企業が導入するなど信頼性の高いサービスです。
- エントリープラン:月額0円/ユーザー(100MB)
- ライトプラン:月額980円/ユーザー(10GB)
- スタンダードプラン:月額1,280円/ユーザー(20GB)
- エンタープライズプラン:お問い合わせ
3位:Wrike
(公式サイト参照)
幅広いツール(アプリ)との連携が可能な業務管理ソフトウェアです。
SALESFORCEやGOOGLE、GITHUBやADOBE、BOXやMICROSOFTなど世界的に人気のツールとの連携ができます。また、プロジェクトやチームの目的に合わせてシートの最適化ができるなど、柔軟性の高いソフトウェアと言えます。
- プロフェッショナル:月額9.80ドル/ユーザー(5,10,15ユーザー)
- ビジネス:月額24.80ドル/ユーザー(5〜200ユーザー)
- マーケティング:お問い合わせ(上限なし)
- エンタープライズ:お問い合わせ(上限なし)
2位:kintone
(公式サイト参照)
「あらゆる業種の、あらゆる人の、あらゆる仕事に」をコンセプトに設計された業務管理ソフトウェアです。
仕事(タスク)ごとに専用アプリを作成でき、1つのソフトウェアで複数の情報を共有することが可能です。例えば、日報通知や販促分析など、業務管理以外にも応用できます。まるでアプリを追加するように、機能を増やせるのです。
- ライトコース:月額780円/ユーザー
- スタンダードコース:月額1,500円/ユーザー
※2018年11月現在、スタンダードコースでは「30日間の無料お試し」を実施中です。
1位:ProMane
(公式サイト参照)
「使いやすさ」「セキュリティ」「バックアップ」の3拍子揃った業務管理ソフトウェアです。
TODOリストやメモ帳、ファイル共有など機能を絞ることで誰でも使いやすい設計に。通信はすべて「SSL(暗号化通信)」を使用し、「Amazon Web Services」との連携でバックアップ機能もあり万が一にもしっかり備えられます。
- 通常プラン:月額180円/ユーザー
4.まとめ
個々のタスク管理、チームとしてのプロジェクト進行に便利な「業務管理ソフトウェア」。社内にとどまらず、他者や外部クリエイターとチームを組むことは珍しくありません。スムーズなプロジェクト進行のためにも、導入しておくことがおすすめです。
業務管理ソフトウェアを選ぶポイントは「導入コスト」「操作性」「セキュリティ」の3つ。特に、インターネット環境を利用しての情報共有においてセキュリティ対策は必須項目です。その上で、導入コストや操作性を比較するのがいいでしょう。
ぜひ、紹介した業務管理ソフトウェアを参考にし、目的に合ったソフトウェアを選択して効率化を目指してください。